こんにちは^ ^
ペパーミントあいです。
サムエル記上14章を読みました。
概要は、下記記事をご参照のこと。
ヨナタンの果敢な行動により、
見事、強敵ペリシテ人に勝利したイスラエル。
でも一方では、
サウル王の無謀な断食の誓いによって、
兵士たちは疲れ果ててしまいました。
そんな誓いを立てなければ、
奪った家畜をすぐ屠って食べて、
ますます元気になってより大きな勝利に
なったかもしれないのに。。。
わたしの読んでいる解説書では、
「無闇な苦行の誓いはかえって
周りに罪を犯させる危険がある」
と警告していました。
確かにサウル王の兵士の一部は、
あまりにお腹が空きすぎて、
血を抜かないまま
肉を食べてしまいましたからね。
血を食することは
明らかに律法に反しています。
サウル王にはそれ相応の考えや理由が
あってのこととは思いますが、
むやみやたらに断食の誓いなど
してはいけないです。
人に押し付けるのは、もっと危険。
「断食の祈りは聞かれる」とか
「徹夜の祈りは聞かれる」とか、
何かと苦行を伴えば伴うほど
熱心な祈りと見なされて聞かれるんだ、
と教えてくる教会もありますが、
安易に苦行を勧めてくるところは、
ちょっと、注意した方がいいかもしれませんね。
それ自体が間違いというわけではないのですが、
そういう教えをノリや勢いでしちゃう先生は、
物理的に大事な説明をすっ飛ばしていることも
多いですm(_ _)m
そもそも神様は、そういうお祈りでないと
本気でないと見なすような方ではありません。
神様に本気度をアピールするための
徹夜や断食になってしまっては、
意味がありません。
こういったお祈りは、
それくらい祈らずにはいられない人が
すべきことだと思います。
もしどうしても断食祈祷したければ、
ちゃんと専門家の方の指導を受けて
行って下さい。
キリスト教の断食祈祷道場などもありますから、
気になる方は、探してみて下さいね^ ^
徹夜祈祷も当然、
翌日は眠くなることは覚悟の上で
行って下さい。
以上、ペパーミントあいがお届けいたしました。