こんにちは^ ^
ペパーミントあいです。
今日は士師記8章を読みました。
士師記8章
[ai] 士師記7章 ギデオン の続きです。
本章には
- ギデオン(7章続き、1-35節)
※サブタイトルは新共同訳聖書より
について書かれていました。
以下は、受洗1年9ヶ月目のわたしが本章を読んだ感想です。
解釈には注釈、解説書、教会で得た知識等を総動員させていただいておりますが、聖書について詳しくお知りになりたい方は、お近くの教会へ行って、牧師先生に聞いてみて下さいね^ ^
つっかかるエフライム人に、ギデオン、謙遜で対応
ギデオンが最初に兵を集めた時、エフライム人には声がかからなかったため、彼らはギデオンを責め立てました。
ギデオンは
「あなたがたがミディアンの将軍オレブとゼエブを討ち取ったことに比べれば、わたしの功績など大したことないですよ」
と、謙遜して彼らの怒りを和らげました。
スコトとペヌエルの同胞に冷たくされ、報復
ギデオンと300人の兵士たちは、なおもミディアンの残党を追います。
将軍二人は討ち取ったものの、まだ二人の王ゼバとツァルムナが生き残っていたからです。
ギデオンと300人の兵士たちは、途中、疲れ切ってガド族の住むスコトという町に立ち寄ります。
ギデオンは疲れた兵士たちにパンを恵んでもらえるよう、町の指導者たちに頼みますが、冷たくあしらわれました。
同胞の住む町ペヌエルでも同様のことが起こりました。
ギデオンは彼らに、ゼバとツァルムナを捕らえた暁には、報復することを宣言。
ゼバとツァルムナを捕らえたのち、宣言通りの報復を行います。
ゼバとツァルムナを処刑
ゼバとツァルムナを捕らえたギデオンは、彼らに、
「お前たちがタボルで殺したのはどんな人々だったか?」
と尋ねます。
彼らの回答から、それが自分の兄弟たちであると分かると、ギデオンは長男のイエテルに、二人を殺すよう命じます。
でも、まだ若く、人を殺すことを躊躇った息子は、剣を抜くことが出来ません。
ギデオンは自ら手を下してゼバとツァルムナを殺し、彼らのらくだの首にかけてあった三日月型の飾りを手に入れました。
「わたしはあなたたちを治めない」
イスラエルの人々は、ミディアン人の支配から解放してくれたギデオンを讃え、イスラエルを治めてくれるよう頼みます。
ギデオンはそれを断りました。
「わたしはあなたたちを治めない。息子もあなたたちを治めない。主があなたたちを治められる」(23節)
この世の支配者になる誘惑に、見事、打ち勝ちました!
その後ギデオンは、死ぬまで王位にはつかず、自分の家に帰って暮らします。
ギデオン、金の耳輪を回収し、罠に陥る
王位に就くことは拒否したギデオンでしたが、イスラエルの人々に、戦利品として手に入れた金の耳輪などのお宝をくれるよう要求。
これらを用いて自分用のエフォドを作り、自分の町に置きました。
エフォドは本来、祭司しか身につけられないもので、祭司にはレビ族の人間しかなれません。
でもギデオンは、マナセ族であるにも関わらず、祭司まがいのこともしていたようです。
27節には「すべてのイスラエルが、そこで彼に従って姦淫にふけることになり、それはギデオンとその一族にとって罠となった」とあります。
金目のものに目が眩んだり、神聖な祭司職を軽んじたことで、罠に陥るようになったのは確かなようです。
ギデオンの死後、イスラエルは再び堕落
その後、ギデオンは長寿を全うして、父ヨアシュの墓に葬られます。
ギデオンにはたくさんの妻がいたため、70人もの息子を残すこととなりました。
そのうちの一人が、側女の子のアビメレク。次の章に登場します。
ギデオンの死後、イスラエルは再び、神様を忘れてバアルを拝むようになります。
感想
本章について、別途記事でも感想を述べさせていただいております。あわせてお付き合いいただけると嬉しいです^ ^
参考文献
以下の解説書を参考にさせていただきました。
以上、ペパーミントあいがお届けいたしました!
次回は [ai] 士師記9章 アビメレクの過ち についてお届けいたします。
お楽しみに!