こんにちは^ ^
ペパーミントあいです。
ヨシュア記の聖書通読が終わりました。
この書全体を通して私が学んだことを、率直に述べさせていただきたいと思います。
神様を信頼することは、神様を理屈で理解しようとしないこと
ヨシュア記はモーセの死後、あとを引き継いだヨシュアがイスラエルの民を率い、約束のカナンの地を占領していく過程が描かれた書。
カナン人を聖絶していくことは、私たちが心の内にある罪の性質と戦い、これを聖絶していくことを象徴しています。
そんなヨシュア記を読んで、私が特に学んだことは、「神様を信頼することは、神様を理屈で理解しようとしないこと」でした。
神様を頭で理解しよとすると、間違った神様像を握ることになる
神様を頭で理解しようとすると、間違った神様像を作り出してしまうことに繋がります。
間違った神様像を作り出し、それを握ってしまうことは、その人にとってとても苦しいことです。
新約聖書に出てくるサウロも、神様に対してとても熱心な人でした。でも、神様を頭で理解したつもりになっていたことで間違った神様像を作りだし、それに固執したがために、イエス・キリストを迫害する迫害者となってしまいました。
そんなサウロの前にイエス様は現れ「間違った神様像を握ることは、あなたにとって苦しいことだ」と教えます。
詳しくは、下記記事をご参照のこと。
10章の記事を書いている時、ハッとした!
私はこのヨシュア記、10章の感想記事を書いている時に、自分が神様を頭で理解しようとしていたことに気付きました。
その10章の記事はこちら。
イスラエルがアモリ人の国を滅ぼし、滅ぼした国の王や住民たちを一人残らず殺して滅ぼし尽くしたことが書かれている章です。
この章を読んだ時、私は本当は、殺された人たちが気の毒に感じていました。神様はなんて酷い命令をなされるのかと思っていました。
でも、神様は絶対的に正しいお方だから、正しいと思わなくてはいけない。神様が正しいと証明するための理屈を一生懸命探し、それをブログに書いて伝えようとしていました。
その時ふと、上記の礼拝のメッセージを思い出し、神様を理屈で正しいお方だと思おうとしている自分に気が付きました。
同時に、無理して神様は正しいという理屈を探すことは、ただ苦しいだけのことであることに気付きました。
神様は心で感じるもの
イエス様はサウロに対して「間違った神様像を握ることはあなたにとって苦しいことだ」と言われました。
私が無理して神様は正しいことを理屈で証明しようとすることに対しても、同様に思っておられるはず。
そんな風にして従おうとすることは、望んでおられないはずです。
そのことに気付いた時、とても心が楽になりました^ ^
その瞬間、神様が私を解放して下さったように感じました。
神様は頭で理解するものではなく、心で感じるものであることに、改めて気付かされました。
「心で感じるものである」という表現も理屈になってしまいますが、こればかりは経験しないと分からないことなので、言葉で伝えるにはこの表現が限度であると感じます。
頭で理解することをやめれば、神様との関係はぐっと良くなる
この経験を通して、私は神様を理屈で理解しようとしないことが、神様を信頼することに繋がると思いました。
神様を信頼することは、神様との関係が良くなることですよね^ ^
神様はいつでも変わらない愛を私たちに向けて下さっていますが、片方が愛してくれていても、もう片方が信頼していなければ、関係は良くなりません。
私はずっと、神様を信頼するために神様のことをもっと知らなくては!素晴らしい、正しいお方だと思わなくては!と思い込んでいましたが、本当の信頼は理屈から生まれるものではありません。
理屈では理解出来なくても信じることが、本当の信頼であると思います。
問題の10章については、今だ納得のいく答えは出ていません。
でも、主がいつか相応しい時に明らかにして下さるだろうと信じています!
ヨシュア記 各章の個別の感想
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以上、ペパーミントあいがお届けいたしました。
次回は [ai] 士師記1章 カナンの征服 についてお届けいたします。
お楽しみに!