こんにちは^ ^
ペパーミントあいです。
今日は申命記8章を読みました。
申命記8章
[ai] 申命記7章 七つの民を滅せ〜恐れるな の続きです。
本章には
- 神の賜る良い土地(1-10節)
- 主を忘れることに対する警告(11-20節)
※サブタイトルは新共同訳聖書より
について書かれていました。
以下は、受洗1年5ヶ月目のわたしが本章を読んだ感想です。
解釈には注釈、解説書、教会で得た知識等を総動員させていただいておりますが、聖書について詳しくお知りになりたい方は、お近くの教会へ行って、牧師先生に聞いてみて下さいね^ ^
神の賜る良い土地(1-10節)
本段落の個人的中心聖句は、以下の箇所です。
主はあなたを苦しめ、飢えさせ、あなたも先祖も味わったことのないマナを食べさせられた。人はパンだけで生きるのではなく、人は主の口から出るすべての言葉によって生きることをあなたに知らせるためであった。(3節)
「人はパンだけで生きるのではない」とは、新約聖書でイエス・キリストが引用として用いた、有名な箇所です。
そのオリジナルは、モーセがこれから約束の地に入国する若い民たちに話して聞かせた、説教の中で語られたことでした。
神様がイスラエルの民を、荒野で40年間も彷徨わせたのは、彼らを訓練するためでした。
彼らに、人はパンだけで生きるのではないことを教えるためであったと、言われています。
パンという物理的な食べ物を否定しているわけではないですが、それ以上に、御言葉(みことば)という霊的な食べ物が大切であることを、教えています。
主を忘れることに対する警告(11-20節)
この段落に対する個人的中心聖句は、以下の箇所です。
19 もしあなたが、あなたの神、主を忘れて他の神々に従い、それに仕えて、ひれ伏すようなことがあれば、わたしは、今日、あなたたちに証言する。あなたたちは必ず滅びる。20 主があなたたちの前から滅ぼされた国々と同じように、あなたたちも、あなたたちの神、主の御声に聞き従わないがゆえに、滅び去る。(19-20節)
イスラエルの民は流浪の旅を終え、これから新しい土地での定住生活に入ります。
そうして豊かさが当たり前になって、神様への感謝を忘れてしまわないよう、厳しく警告しています。
神様がイスラエルの民をエジプトから救い出し、荒野での旅のあいだも守って下さり、豊かな土地を与えて下さったことを忘れ、自分の力で富や財産を築いたと驕るようになってはいけないと、警告しています。
そうして神様を忘れ、偶像崇拝をするようになったならば、イスラエル人の前から神様が滅ぼした国々と同じように、イスラエル人たちを滅ぼすと、警告されています。
感想
祈りは霊の呼吸で、御言葉は霊の糧であると、以前、あるところで学びました。
物理的な食べ物も必要ですが、霊的な食べ物は、実はそれ以上に必要なものだったりするのです。
物理的な食べ物だけ食べて、聖書を読まない人は、肉体は生きていても、霊的には死んでいると言っていいと思います。
それは、人が本当の意味で生きているとは言えません。
そのことを、神様はイスラエルの民に、荒野での生活を通して、身をもって学ばせたのですね。
「人はパンだけで生きるのではない」の箇所は、新約聖書でイエス・キリストが、誘惑しに来た悪魔(サタン)に向かって言われたことで、有名です。
その時、イエス・キリストは、本当はとてもお腹が空いている状態でした。
そのことからも、霊的な食べ物(=みことば)が、物理的な食べ物以上に大事であることを物語っているように思えます。
以上、ペパーミントあいがお届けいたしました!
次回は [ai] 申命記9章 かたくなな民 についてお届けいたします。
お楽しみに!