こんにちは^ ^
ペパーミントあいです。
今日は申命記7章を読みました。
申命記7章
[ai] 申命記6章 唯一の主〜主の命令を守ること の続きです。
本章には
- 七つの民を滅せ(1-5節)
- 神の宝の民(6-15節)
- 恐れるな(16-26節)
※サブタイトルは新共同訳聖書より
について書かれていました。
以下は、受洗1年5ヶ月目のわたしが本章を読んだ感想です。
解釈には注釈、解説書、教会で得た知識等を総動員させていただいておりますが、聖書について詳しくお知りになりたい方は、お近くの教会へ行って、牧師先生に聞いてみて下さいね^ ^
七つの民を滅ぼせ(1-5節)
イスラエルの民はこれから、神様の与えて下さるカナンの地に入国します。
この地にいる先住民である七つの民・ヘト人、ギルガシ人、アモリ人、カナン人、ベリジ人、ヒビ人、エブス人を徹底して滅ぼすように言われています。
彼らに情けをかけてはいけない。
協定を結んではいけない。
彼らに娘を嫁がせたり、彼らの娘を息子の嫁に迎えてもいけないと厳しく言及されています。
それをすれば、自分たちの息子や娘が神様から離れ、彼らの偶像に仕えるようになってしまう。
だから徹底して滅ぼし、彼らの偶像の祭壇や像を徹底して破壊するように言われています。
神の宝の民(6-15節)
イスラエル人は「神の宝の民」であると言われています。
それは、イスラエル人が特別偉かったからでも、強かったからでも、数が多かったからでもありません。
むしろ、最も貧弱な民でした。
でも、神様の一方的な愛と、彼らの先祖であるアブラハムとの約束ゆえに、神様は彼らを選び、エジプトから導き出しました。
イスラエルの民はそのことを覚え、神様の言われた掟を守り、従うように言われています。
そうすれば、民は祝福され、飢えることも、病気になることも、子孫が根絶やしになることもありません。
病は彼らを憎む者たちに与えられます。
恐れるな(16-26節)
イスラエル人がこれから戦う相手は数も多く、強いけれど、恐れてはならないと書かれています。
神様がエジプトでなさったことを思い出しなさい、彼らに対しても同じようにされると言われています。
神様は彼らを徐々に滅ぼされるけれど、彼らに恐怖を送り、大混乱に陥れ、彼らの王たちをイスラエルの民に引き渡し、天の下から滅ぼし尽くすそうです。
「天の下から滅ぼし尽くす」とは、のちの世に全く記憶が残らないよう消される、という意味です。
一気に根絶やしにしないのは、野の獣が増えて、イスラエル人に害を与えないためだそうです。
敵がすぐに滅ぼされないからといって、恐れたり、和平を結んではいけないと厳しく書かれています。
また、彼らの偶像は徹底して滅ぼすように言われています。
像を覆っている金や銀に目が眩んで、家に持ち帰ったりしないよう、厳しく言及されています。
それを持ち帰れば、自分が罠に陥って、滅ぼされると書かれています。
感想
カナンの先住民とその偶像の神々を徹底して滅ぼすように書かれていますね。
彼らと仲良くして、彼らを神様に導くように、とは、一言も言われていません。
むしろ、仲良くすれば自分たちが染まってしまうから、仲良くしてはいけないと言われています。
自分を悪い方へ染めてしまう相手とは、迂闊に関わり合いにならない方がいい、ということですね。
悪い習慣に満ち溢れたところにいると、だんだんと自分もその習慣に染まり、悪いという意識さえ薄らいでしまいますからね。
そのような相手とは関わりを避けることも、自分の心を守るためには必要なことなんですね。
新約聖書の時代になると、イエス・キリストから宣教命令を受けた使徒たちが、異教徒である異邦人を相手にたくさん伝道をするようになります。
でもそれは、神様から召され、聖霊を与えられたから出来たこと。
自分の力では絶対に出来ないことです。
基本は、悪い習慣に染める相手とは、関わってはいけません。
以上、ペパーミントあいがお届けいたしました!
次回は [ai] 申命記8章 神の賜る良い土地〜主を忘れることに対する警告 についてお届けいたします。
お楽しみに!