こんにちは^ ^
ペパーミントあいです。
今日は民数記5章を読みました。
民数記5章
[ai] 民数記4章 ケハトの氏族とその務め〜レビ人の人口調査 の続きです。
本章には
- 汚れた持たれた者を分離せよ(1-4節)
- 祭司が受ける分(5-10節)
- 姦淫の疑惑を持たれた妻の判決法(11-31節)
※サブタイトルは新共同訳聖書より
について書かれていました。
以下は、受洗1年3ヶ月目のわたしが本章を読んだ感想です。
解釈には注釈、解説書、教会で得た知識等を総動員させていただいておりますが、聖書について詳しくお知りになりたい方は、お近くの教会へ行って、牧師先生に聞いてみて下さいね^ ^
汚れた持たれた者を分離せよ(1-4節)
重い皮膚病にかかっている者、漏出のある者、死体に触れて汚れている人はことごとく宿営の外に出すように、と、神様が命じられています。
理由は、神様がただ中に住んでおられる宿営を汚してはならないから。
神様は聖なるお方であること。
その神様は、私たちの生活のただ中に住んでいて下さることが読み取れます。
イスラエルの人たちは、神様がモーセを通して言われた通り、その通りにしました。
祭司が受ける分(5-10節)
イスラエルの人達が献げに来る贖罪の献げ物などは、祭司のものになると書かれています。
また、人が誰かを騙したり、 迷惑をかけて損害を与えた場合、その損害分に5分の1を加えて賠償することになっていますが、この受取人が亡くなって、賠償を継ぐ近親者もいない場合は、賠償は神様のものとなり、祭司が受け取るとされています。
姦淫の疑惑を持たれた妻の判決法(11-31節)
夫が妻の不倫を疑った時は、夫は妻を祭司のところへ連れて行き、大麦の粉10分の1エファを、オリーブ油や乳香は添えずに献げ物として携えて行くように、と書かれています。
祭司は女を主の御前に立たせ、土の器に聖水を入れ、そこに幕屋の塵を取って水に入れ、こう言います。
「もしお前が夫のある身でありながら別の男と関係を持っていないのなら、この苦い水の呪いを免れるだろう。しかし、もし夫以外の男に体を許したならば、主がお前の腰を衰えさせ、お前の腹を膨れさせ、民の中で主がお前の呪いの誓いどおりになさるように」
女は「アーメン、アーメン」と言って、その水を飲まなければいけないそうです。
感想・まとめ
「汚れた者を分離せよ」で言われていることは、宿営を現在の教会に当てはめて考えることが出来ます。
教会は神様がただ中に住まわれる場所だから、汚れていてはいけません。
ここで汚れているとされている人たちは、多くが病気の人達だったから、移さないためにも、隔離する必要がありました。
そう考えたら、風邪やその他病気の時には、教会はお休みするべきと考えることが出来ます。
時々、「熱が出ても教会には来い!」と根性論をかざしてくる教会もあるようですが……
「姦淫の疑惑を持たれた妻の判決法」の最後の31節には「男は罪を負わない。妻は犯した罪を負う」とあります。
旦那が嫉妬に駆られて無実の妻に一方的に嫌疑をかけた場合も何の罰則も無いのかよと思うと、ちょっと、不平等に感じますね。
妻が黒だった場合、 罰を負うのはまあ仕方が無いとして、不倫相手の男に対する罰が何も書かれていないことと、逆に夫の不倫に対して妻は何も言えないのかと思うと、ますます不平等感を感じます。
男尊女卑の激しかった旧約時代、女が男への隷属という罰を負っていた旧約時代のことと考えれば、仕方ないのでしょうが。。。
今、某女性芸能人の不倫の話題が、ワイドショーを賑わせています。
この手の話題が出る度に、女性の方ばかりが過剰に叩かれ、仕事上の制裁を受けすぎているように感じることが多々あります。
不倫は悪いことなので、叩かれるのは仕方ありません。
でも、男性の側は大して叩かれていないのに、女性の側は激しく叩かれてない?と感じてしまいますm(_ _)m
これも旧約時代の男尊女卑の名残なのかな、と思いました。
男尊女卑の強い国ほど、イエス様の十字架を受け入れていない、神様から離れている国であると、私は思います。
イエス・キリストの十字架によって、女性が男性に隷属しなければならない罰からは解放され、男女は本来の対等に支え合う関係に戻るはずなのですから。
以上、ペパーミントあいがお届けいたしました!
次回は [ai] 民数記6章 ナジル人の誓願〜祭司による祝福 についてお届けいたします。
お楽しみに!