こんにちは^ ^
ペパーミントあいです。
今日は民数記17章を読みました。
民数記17章
[ai] 民数記16章 コラ、ダタン、アビラムの反逆 の続きです。
本章には
- 香炉(1-5節)
- アロン、民を救う(6-15節)
- アロンの杖(16-28節)
※サブタイトルは新共同訳聖書より
について書かれていました。
以下は、受洗1年3ヶ月目のわたしが本章を読んだ感想です。
解釈には注釈、解説書、教会で得た知識等を総動員させていただいておりますが、聖書について詳しくお知りになりたい方は、お近くの教会へ行って、牧師先生に聞いてみて下さいね^ ^
香炉(1-5節)
神様はモーセを通して、祭司エルアザルにお告げになりました。
「命を落とした罪人たちの香炉を打ち伸ばして板金にし、祭壇の覆いを作りなさい。これはイスラエルの人々に対する警告のしるしとなるだろう」
エルアザルは言われた通り、アロンに反逆して神様に焼き殺された人々の香炉を集め、打ち伸ばして板金にし、祭壇の覆いを作りました。
アロンではなくエルアザルに命じられたのは、大祭司のアロンはいかなる死体にも近付いてはならなかったためと思われます。
神様に香を献げることが出来るのは、祭司であるアロン一族の役目。
その神様の決め事に逆らって祭司職を要求し、香を献げようとした者達の香炉で作られた祭壇の覆いは、その事の重大さを知らしめるしるしとなりました。
アロン、民を救う(6-15節)
しかし、これだけの出来事があったというのに、民達はまだ、モーセとアロンに逆らいました。
「あなたたちは主の民を殺した」
彼らが集結して臨在の幕屋の方を向くと、雲が幕屋を覆い、神様の栄光が直接分かる形で現れました。
神様はモーセに言いました。
「この共同体から離れなさい。わたしは直ちに彼らを滅ぼす」
モーセはアロンに言いました。
「香炉を取り、それに祭壇の火を入れ、香を乗せ、急いで共同体の元へ行って、彼らのために罪を贖う儀式を行いなさい。主の御前から怒りが出て、もう疫病が始まっている」
アロンが言われた通り、香を持って集結している民たちのところに行くと、すでに疫病が始まっていました。
アロンが彼らの罪の贖いの儀式を行うと、疫病は治まりました。
この疫病による災害の死者は1万4700人。
コラの事件による死者は、含まれていません。
アロンの杖(16-28節)
神様はモーセを通して、イスラエルの各部族の長たちの杖を集めさせました。
レビ族の分は、アロンの杖を持ってくるように言われました。
レビ族が含まれるので13本になるのか、マナセ族とエフライム族はヨセフ族としてまとめてカウントされているのかは分かりませんが、一応聖書には「合計12本」とあります。
これを掟の箱(十戒を収めた箱)の前に置くように言われました。
神様の選ぶ者の杖からは芽を吹くとのこと。
翌朝、モーセが掟の箱の前に来ると、アロンの杖が芽を吹き、つぼみをつけ、花を咲かせ、アーモンドの実を結んでいました。
モーセは全ての杖を民の前に持ってきて見せたので、神様がアロンを選んでいることの証明となりました。
ただ芽を吹いただけでなく、つぼみをつけ、花を咲かせ、実を結んでいたのは、その役目をしっかり果たしていたことの証です。
神様はモーセに、このアロンの杖を、掟の箱の前に保管するように言われました。
これは反逆した者たちへの警告のしるしとなります。
こうすることで、民の神様への不平は止み、それによって死ぬことはなくなると神様は言われました。
感想
イスラエルの民、何でも人のせいにするのが好きですねm(_ _)m
神様が直接現れて怒りを表したというのに、まだモーセのせいにするとは。。。
人はとかく、支配欲が強く、人の下に立つことを嫌がります。
でも、それが神様の決められたことなら、従わなければなりません。
神様がモーセを指導者として選ばれたのであれば、そのことに従わなければなりません。
嫌な上司や、あるいは、嫌な牧師もいるかもしれません。
今、現実にあなたの前にいる上司や牧師は、モーセのような立派な主の指導者とは程遠いかもしれません。
でも、神様がそんな上司や牧師の下にあなたを導かれたのなら、それも御心。
真心を込めて仕えないといけません。
どうしても仕えられないようなら、文句はその上司や牧師に直接言う前に、神様に言って下さい。
神様に、どうしたらいいか相談して下さい。
その人の下で我慢して仕え続けることが御心なのか、あるいは、何か別のご計画があってのことなのか、きっと道が示されると思います。
嫌な上司との出会いも、神様があなたに対して立てたご計画の一部。
その人と出会ったことにも、必ず意味はあるはずです。
以上、ペパーミントあいがお届けいたしました!
次回は [ai] 民数記18章 祭司とレビ人に関する規定 についてお届けいたします。
お楽しみに!