こんにちは^ ^
ここ最近大相撲にハマっているペパーミントあいです。
今日はちょっとお相撲の話をさせていただきたいと思います。

国技館での“コール”
大相撲中継をよくテレビでご覧になる方や、実際に国技館に足を運んで観戦される方は、仕切り中、よく観客席から特定の力士への“コール”が起こっているのを見たことがあるかと思います。
ご贔屓の力士に対して、手拍子などを交えながら名前を呼んで応援する、あれです。
この行為に対して、「マナーが悪いんじゃないか?」という声が、一部の相撲ファンの中からあがっているようです。
コールがよろしくないとされる2つの理由
コールがよろしくないと思われる理由の一つは、相手の力士に負けろと言っているようなものだから。
先だっての初場所では、横綱白鵬が大鵬の記録を塗り替え、史上最多の33回目の優勝を果たしました。
ちょっと他の大関横綱とは異次元の強さを誇っています。
ゆえに、最近は、別にその人のことを応援しているわけではないのに白鵬に負けてほしくて相手の力士の名前をコールする場面もあり……それはちょっと、白鵬に対しても対戦相手に対しても失礼なんじゃないかと思ってしまいます(。-_-。)
もう一つは、対戦相手を応援したいファンが応援しづらくなるから。
ご贔屓力士に対して声援を送るのは自由だし、その声援は力士にとっても力になるだろうから、それ自体が悪いことだとは思いません。
ただ、これが「コール」という形になってしまうと、会場中にその力士への応援を押し付けることになってしまいますよね。
会場中が一人の力士の名前をコールしてしまうと、本当は相手の力士を応援したい人もしにくくなってしまいます。
力士への声援は、あくまでも誰もが自由に出来る環境であってほしいです。
声援の量が平等でなければならないとまでは思わないけれど、声援を送れる環境は平等であってほしいと、わたしは思います。
ご贔屓力士が勝つように祈るのも良くない
そんなわたしは、小学校低学年の頃から相撲が大好きな子供でした(笑)
特に舞の海さんのファンでした。
そして、牧師の父を持つ、クリスチャン家庭で育ちました。
舞の海さんが大好きなわたしは、子供の頃、父に「舞の海が勝つようにお祈りして!」と頼んだことがあります。
父はダメだと言いました。
理由は、舞の海さんが勝つように祈ることは、対戦相手の力士が負けるように祈ることになるからいけない、とのこと。
負けるように祈る、って、愛をもった祈りではなくなってしまいますもんね。
父は「舞の海が勝つように祈るのではなく、力を出し切っていい相撲をしてくれるように祈ろうね」と言いました。
なのでわたしは、クリスチャンになった今も、ご贔屓力士が勝つように祈ったり、勝ち越すように祈ることはしません。
ただ怪我なく、全力を出し切っていい相撲を見せてくれるように、むしろわたしが楽しく観戦できるように祈っています(笑)
大事なのはご贔屓力士の勝敗ではなく、わたしが楽しめるかどうかですからね(笑)
声援に力が入る気持ちは分からなくはないですが、相手の力士に対しても敬意を持って応援してほしいなと、わたしは思います。
その方が自分も楽しいはずですよ(^ ^)