こんにちは^ ^
ペパーミントあいです。
今日は創世記50章を読みました。
創世記50章
[ai] 創世記49章 ヤコブの祝福〜ヤコブの死の続きです。
本章には
- ヤコブの埋葬
- 赦しの再確認
- ヨセフの死
について書かれていました。
以下は、受洗9ヶ月目のわたしが本章を読んだ感想です。
解釈には注釈、解説書、教会で得た知識等を総動員させていただいておりますが、聖書について詳しくお知りになりたい方は、お近くの教会へ行って、牧師先生に聞いてみて下さいね^ ^
ヤコブの埋葬
ヤコブが亡くなったあとのことが書かれています。
ヨセフは父ヤコブが亡くなると、父の顔に伏して泣き、口付けました。
その後、自身の医師たちに命じて父の遺体に防腐処置を施し、ミイラにすると、ファラオの許可を得て、遺体を葬りに出かけました。
ヨセフの兄弟や家族たちの他に、ファラオの重臣やエジプトの長老たちも一緒に出かけ、国葬級の壮大なお葬式がなされました。
ヨセフはヤコブの遺体を先祖たちの眠るマクペラに洞穴に葬ると、兄弟たちはじめ全ての同行した人達とともに、再びエジプトに帰りました。
※マクペラの洞穴については、下記記事をご参照のこと。
赦しの再確認
ヨセフの兄弟たちは、ヤコブが亡くなったことで、ヨセフが自分たちに復讐するのではないかと恐るようになりました。
これまで父がいてくれた手前親切にしてくれたけれど、いなくなたらもう知ったことか、と思われると考えたものと思います。
そこで、人を介して、ヨセフにこう伝えました。
「お父さんは亡くなる前にこう言っていました。『お前たちはヨセフにこう言いなさい。確かに、兄たちはお前に悪いことをしたが、どうか兄たちの咎と罪を赦してやってほしい』お願いです。どうか、あなたの父の神に仕える僕(しもべ)たちの咎を赦して下さい」
本当にヤコブがそう言ったのか、それともヨセフの同情を買おうとして父が言ったことにしたのかは定かではないですが、こう言っている姿はエサウと再会する時のヤコブの姿によく似ているなと思います(笑)
これを聞いて、ヨセフは涙を流しました。
兄たちが今だに自分を信用してくれていないことが悲しかったのか、ここまで悔やむほど反省してくれたことが嬉しかったのか、どちらとも取れると思います。
やがて、兄たちは直接やってきて、ヨセフにひれ伏しました。
「このとおり、私どもはあなたの僕です」
ヨセフは兄たちに言いました。
「恐ることはありません。わたしが神に代わることができまでょうか。あなたがたはわたしに悪をたくらみましたが、神はそれを善に変え、多くの民の命を救うために、今日のようにして下さったのです。どうか恐れないで下さい。このわたしが、あなたたちとあなたたちの子供を養いましょう」
ヨセフはこのように、兄たちを慰め、優しく語りかけました。
エサウと再会するヤコブ
ヨセフの死
ヨセフは父の家族とともにエジプトに住み、110歳まで生きました。
息子エフライムの孫、要するにひ孫の顔も見ることが出来たようです。
ヨセフは亡くなる前、兄弟たちにこう遺言しました。
「神は必ずあなたたちを顧みて下さり、この国からアブラハム、イサク、ヤコブに誓われた土地に導き出して下さいます。その時には、わたしの骨をここから携えて上って下さい」
ヨセフが亡くなると、人々は遺体に薬を塗って豊富処置を施し、ミイラにして棺に納めました。
110歳って、現代の感覚で考えたら相当な長生きですが、アブラハムが175歳、イサクが180歳、ヤコブが147歳と考えると、短命と言っていいかもしれません。
その時点でまだ生きている兄弟もいることも考えると、長生きとは言い難いかもしれませんね。
感想
以上で、わたしが聖書の中で特に好きなヨセフ物語は終了。
同時に、創世記も終了です!
50章で特に注目すべきは、19-21節の、ヨセフが兄たちに向けてかけた言葉。
以下のポイントは、クリスチャンとして見習うべきことではないかと思います!
- 裁きは神様に委ねていること
- 人の悪にも神様のご計画を見ていること
- 悪に対して愛をもって報いていること
特に3番目のポイントは、苦しめてやろうと悪意をもっている相手には、一番堪えるのではないでしょうか?
報復される方が、かえって心の安定がはかれるかもしれません。
でも、憎しみの連鎖を断つと同時に、相手も愛の人に変えることの出来る、最も優れた方法だと思います!
……そうは言っても、言うのは簡単で現実に自分に当てはめてみたら、なかなか実行出来ることではないのですが^^;
ヨセフは特別だよ、わたしには無理、と最初から諦めてしまわないで、そう出来るように祈ろうと思います。
以上、ペパーミントあいがお届けいたしました!
次回は [ai] 出エジプト記1章 エジプトでのイスラエル人〜モーセの生い立ち についてお届けいたします。
次回からいよいよ、出エジプト記です!
お楽しみに!