こんにちは^ ^
ペパーミントあいです。
今日は創世記30章を読みました。

創世記30章
[ai] 創世記29章 ラバンの家に着く〜ヤコブの子供 の続きです。
本章には
- ヤコブの子供(29章続き)
- ラバンとの駆け引き
- ヤコブの工夫
※サブタイトルは新共同役聖書より
について書かれていました。
以下は、受洗8ヶ月目のわたしが本章を読んだ感想です。
解釈には聖書の注釈、解説書、教会で得た知識を総動員させていただいておりますが、聖書についてお知りになりたい方は、お近くの教会へ行って、牧師先生に聞いてみて下さいね^ ^
ヤコブの子供
ここにはレアとラケルが、側女も巻き込んで子作り合戦をする姿が描かれています。
ラケルはヤコブに「子供を与えて下さらないならわたしは死にます」とまで言っていますが、当時は本当に、子供を産めない女は生きる価値なし、とさえ思われていたようです。
でもこの段落の終わりで、ラケルにも男の子が生まれます。
ラケルはその子を「ヨセフ(主がわたしにもう一人男の子を授けて下さるように)」と名付けました。
ラバンとの駆け引き
ラケルがヨセフを産むと、ヤコブはラバンに言いました。
「妻と子を連れて、故郷を帰らせて下さい」
ヤコブはラケルとの結婚のためにラバンの元で働きましたが、実質下働も同然でした。
そもそも、イサクの家督を継ぐことも決まっているので、14年間という期限が来たら帰してもらうのが道義でした。
でもラバンは、神様がヤコブを祝福しているがために自分も豊かになったことを知っているので、帰したくありません。
※ラバンがそのことを知った手段は占い。これは神様の教えに反する異教徒の習慣なので、ラバンはちゃんとした信仰は持っておらず、まことの神様と異教の偶像とを混合して信仰していたようです。
ラバンは「望みの報酬を与えるから」と言って、ヤコブを引き止めます。
ヤコブはぶちとまだらと黒みがかった羊及びまだらとぶちの山羊を報酬として要求。
この地方では羊は白、山羊は黒いのが一般的だったので、混色のものや黒い羊、白い山羊は価値のあるものだったようです。
ラバンはその要求を飲みましたが、それらの羊とやぎをヤコブには与えず、自分の息子に渡して、3日の距離のかかるところまで隔離させました。
……本当性格悪いですね(^^;;
ヤコブの工夫
でも、ヤコブも負けてはいませんでした。
いろいろと工夫を凝らして、自分の群れにぶちとまだらの羊と山羊が生まれるようにし、いろいろと小細工をして、丈夫な家畜はヤコブのものに、弱い家畜はラバンのものになるよう仕向けます。
もう、この伯父にしてこの甥、って感じですね;;
ちなみに、ここでヤコブのとった方法(ポプラとアーモンドとプラタナスの木の若枝を使う方法等)は、当時の迷信に基づいたやり方なので効果のほどは不明とのことなのですが、神様が祝福して下さったゆえに成功した、と、注釈には書いてありました。
感想
骨肉に争いというか、もう無茶苦茶な家系ですよね、ラバンの家系。
家族間・親族間での争いごとって、本当今に始まった話ではないですね。
でも、ラバンが雇い人のヤコブによって自分も祝福のおこぼれを頂戴出来た、と思ったことには、一目の価値はあります。
わたしたちも学校や職場などで、目上の人達に対し、神様に仕えるように仕えることで一目を置かれ、この人には何かある、と重宝されることが出来るのです。
残念ながら、ラバンはヤコブの働きのおかげで混合信仰から悔い改めてまことの神様に立ち返ることは出来なかったようですが、わたしたちクリスチャンの学校や職場での働きによって、職場も人や上司をイエス様に導く手助けをすることは、出来るかもしれません。
そんな働きがしたいものです。
以上、ペパーミントあいがお届けいたしました!
次回は [ai] 創世記31章 ヤコブの脱走〜ヤコブとラバンの契約 についてお届けいたします。
お楽しみに!