こんにちは^ ^
ペパーミントあいです。
今日は出エジプト記20章を読みました。
出エジプト記20章
[ai] 出エジプト記19章 シナイ山に着く の続きです。
本章には
- 十戒(1-21節)
- 契約の書 ⑴祭壇について(22-26節)
※サブタイトルは新共同訳聖書より
について書かれていました。
以下は、受洗9ヶ月目のわたしが本章を読んだ感想です。
解釈には注釈、解説書、教会で得た知識等を総動員させていただいておりますが、聖書について詳しくお知りになりたい方は、お近くの教会へ行って、牧師先生に聞いてみて下さいね^ ^
十戒(1-21節)
一般的にも有名な、モーセの十戒の内容が書かれています。
モーセの十戒、と言うと、モーセが書いた十戒のように聞こえてしまいますが、神様が石の板に書いてモーセに渡した決まりごとです。
内容は、以下の通り。
- あなたはわたしをおいて、他に神があってはならない。
- あなたはいかなる像(偶像)も造ってはならない。あなたはそれらに向かってひれ伏したり、それらに仕えたりしてはならない。
- あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない。
- 安息日を心に留め、これを聖別せよ。6日の間働いて何であれあなたの仕事をし、7日目はあなたの神、主の安息日であるから、いかなる仕事もしてはならない。
- あなたの父と母を敬え。
- 殺してはならない。
- 姦淫してはならない。
- 盗んではならない。
- 隣人に関して偽証してはならない。
- 隣人の家を欲してはならない。隣人の妻、男女の奴隷、牛、ろばなど隣人のものを一切欲してはならない。
第4戒までは神様に対すること、第5戒以降は人に対することが書かれています。
ほぼ聖書をまんま引用すると難しく聞こえると思うので、意訳も作成させていただきます。
- あなたはわたしをおいて、他に神があってはいけません。
- 自分で勝手に神様の像を造ったり、造られた仏像や神社の神々に参拝してはいけません。
- 神様の名を気軽に口にして、軽んじてはいけません。
- 日曜日は仕事を休んで礼拝に行きましょう。
- 両親をリスペクトしましょう。
- 殺してはいけません。
- 不倫やそれに準ずる行為はいけません。
- 盗んではいけません。
- 嘘をついてはいけません。
- 人の物を欲しがってはいけません。
こんな感じで考えればよろしいかと。
これらのことが語られた時、雷鳴がとどろき、稲妻が光り、山が煙に包まれたので、民は神様を恐れました。
でもモーセは、
「恐れるな!神が来られたのはあなたたちを試すためであり、あなたたちの前に神を畏れる畏れをおいて、罪を犯させないようにするためである」
と言って、一人神様のおられる密雲に入っていきました。
契約の書 ⑴祭壇について(22-26節)
こちらは十戒とは別に、神様が言われた決まりごとのようです。
祭壇の作り方や、使い方、祭壇に献げる献げ物についてこうしなさい、ということが書かれていました。
これはモーセだけに語られ、モーセからイスラエルの民に伝えるよう命じられたようです。
感想
十戒に書かれていること。ごく当たり前のことですよね。
人が神様に仕え、また周りの人といい関係を築いていくための、当たり前のルールだと思います。
神様に関する4項目目までに関しては、未信者の方にはピンとこないかと思いますが、5項目目以降は、ピンとくることばかりではないでしょうか?
現実に全部守れている人は少ないかもしれません。
でも、世間一般の成功者と呼ばれる人達でも、これらのどれかが欠けていたことで不幸な目に遭った、ということは、往々にしてあるのではないでしょうか?
個人的に特に気になったのが、十戒目。
人の物を欲しがったり、羨ましいと思うことは誰しもが覚えがあると思います。
いいなぁ、と思ってしまうのは仕方ないので、気持ちまで制限するなんて!と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
でも世の中の争いごとって、この人の物を欲しがる気持ち、人を羨む気持ちから起こっていることが多いように思えます。
ヒトラーがユダヤ人を大量虐殺したのだって、元を辿れば、絵の上手かったユダヤ人の同級生のことが羨ましくて、その才能を妬んだことがきっかけであったと言われているくらいですからね。
人を羨むことが妬みに繋がり、妬みが争いを引き起こすことを神様はご存知だから、そうならないよう、戒めておられるのだと思いました。
その人は自分にないものを持っているかもしれないけど、自分はその人にないものを持っている。
神様は一人一人に違う賜物を与えて下さっていますから、それは必ずあります。
そのことに、多くの人が気付けるようになれば、争いはなくなるのではないでしょうか。
以上、ペパーミントあいがお届けいたしました!
次回は [ai] 出エジプト記21章 契約の書 ⑵奴隷について〜⑹盗みと財産の保管 についてお届けいたします。
お楽しみに!