こんにちは^ ^
クリスチャンでスージョの、ペパーミントあいです。
先日大相撲五月場所が終わったばかりなので、一つ前の記事に続いて、大相撲になぞらえた話をさせていただきたいと思います!

今の白鵬
今の白鵬関について、どのような印象をお持ちでしょうか?
今年2015年1月の初場所に33回目の優勝を決め、大鵬の持つ32回の記録を更新!
でもその場所後の一夜明け会見で、優勝を決めた稀勢の里戦で物言いがついて取り直しになったことに不服を示し、「子供が見ても分かる」「なぜ取り直しなのか」「肌の色は関係ない」など、人種差別で勝っている相撲を取り直しにさせられたと批判。
その後、師匠の宮城野親方(元竹葉山)が北の湖理事長に謝罪。
世間からも大バッシングを受け、相撲協会に抗議の電話が殺到。
以後、3月の春場所中も終始報道陣に無言を貫くという状態が続いたのは、記憶に新しいことと思います。
白鵬はこの騒動以前から、盤石の強い横綱であることは評価されながらも、
「大きく振りかざすような懸賞金の受け取り方は品がない」
「勝負がついた後のダメ押し」
「乱暴なカチ上げや張り差し」
といった土俵上での荒っぽい行動に対し、苦言の声も出ていました。
そんな白鵬に対し、世間一般の方々からは
「今まで頑張ってきたんだから、ちょっとくらい不満が出たっていいじゃないか」
「勝負の世界に品格なんて関係ない」
という声もある一方、
「力士が審判を批判するなんてあり得ない!」
「あの懸賞金の受け取り方はなんだ!?」
「あの乱暴なカチ上げと張り差しはなんだ!?」
「いい子ぶろうとしているけれど、ボロが出てきた。所詮は朝青龍と同じ穴のムジナ」
と、批判的な意見をお持ちの方が多いようです。
かくいうわたしは、古いファンなので、どちらかというと後者寄りです。
こと審判批判で問題とされている相撲については、稀勢の里が落ちるより先に白鵬の足の甲が裏返って土俵についているし、むしろ白鵬の方が取り直しにしてもらえてラッキーな相撲だったはず。
「子供でも分かる」とまで自信満々に批判する意味が分かりません。
けれど一方で、彼が最強の横綱として君臨することで相撲が面白くなっていることも事実。
「優勝がいつも白鵬ばかりでつまらない」という声も多数ありますが、物凄く強い人が一人はいなければ面白くありません。
全員が仲良く8勝7敗と7勝8敗で終わり、全体の半数にあたる8勝した力士全員が決定戦をする場所を想像してみて下さい?
いくら誰が優勝するか分からなくても、ワクワクしますか??
・優勝34回
・金星配給数がとても少ない(ごめんなさい、正確な数字は分かりません;;)
・横綱になってからの休場なし
・他
これらの大記録は本当に素晴らしいもので、クリスチャンであるわたしからしたら、全能の父なる神様から、相撲の賜物を惜しみなく与えられていると言わざるを得ません。
類稀な大横綱であり、一相撲ファンとして、彼と同じ時代に生まれることが出来たこと、彼の数々の偉業をこの目で見ることが出来たことは、とても幸せなことです!
だからこそ、余計に思う
だからこそ、余計に先に語った品格のない行動が、残念に思えてなりません。
類稀な強い横綱で、彼がますます素晴らしい記録を打ち立てていく姿を見たいという気持ちがある一方、先にあげた品格のない言動が頭にチラついてしまいます。
素直に応援する気持ちになれず、心のどこかでいつも「負けろ、負けろ」と思いながら相撲を見ていました。
純粋に、強い横綱を誰かが倒す姿が見たいという気持ちからではなく、嫌な奴だから負ければいいのに、という気持ちで見ていました。
そんな気持ちで相撲を見るのも嫌だったので、「白鵬関が品格のない行動を取りさえしなければ、わたしは楽しく相撲が観戦出来るのに!」という恨みさえ、抱いていました。
でも、神様から見たら、わたしも同じ
でも、ふと思いました。
わたしたちの造り主である全能の父なる神様から見たら、わたしたちも同じなんだな、と。
聖書の中で神様は、わたしたちに向かって
「わたしの目にあなたは高価で尊い」
と、言って下さっています。
わたしには白鵬関のような、偉大な才能は持ち合わせてはいませんが、神様の目から見たら、高価で尊い素晴らしい人間なのです。
けれど同時に、自己中で身勝手でみっともない罪人でもあります。
でも神様は、そんなわたしをそのままで愛し、ひとり子イエス・キリストの十字架の贖いの血をもって赦し、義として下さいました!
だからわたしに、白鵬関を裁く権利はないな、と思いました。
裁くことは主のなさることだから、わたしが裁いてはいけない。
……分かっていてもつい裁いてしまう時がありますが、気付いた時には反省しようと思います。
そして、気付かせて下さった主に感謝すると同時に、白鵬関に主の豊かな祝福と恵みがあるよう、お祈りします。
以上、ペパーミントあいがお届けいたしました!