こんにちは^ ^
ペパーミントあいです。
今日はレビ記5章を読みました。
レビ記5章
[ai] レビ記4章 贖罪の献げ物 の続きです。
本章には
- 贖罪の献げ物(5章続き、1-13節)
- 賠償の献げ物(14-26節)
※サブタイトルは新共同訳聖書より
のついて書かれていました。
以下は、受洗1年目のわたしが本章を読んだ感想です。
解釈には注釈、解説書、教会で得た知識等を総動員させていただいておりますが、聖書について詳しくお知りになりたい方は、お近くの教会へ行って、牧師先生に聞いてみて下さいね^ ^
贖罪の献げ物(5章続き、1-13節)
4章には故意ではなく、うっかり犯してしまった過失の罪に対する贖罪の献げ物について書かれていましたが、5章に書かれている贖罪の献げ物の対象となる罪は、少々重いです。
不正を分かっていながら裁判で証言しなかったり、汚れた動物の死骸に触れてしまった場合の贖罪について書かれています。
“汚れた動物”というのが、どのような動物を指すのかは書いていないですが、恐らくは、異教に関連する事柄かと思われます。
その場合、汚れた動物だと知らずに触った場合でも、気付いた時点で罪が発生すると書かれています。
これらの罪を犯した場合、その罪を告白した上で、雌羊または雌山羊を贖罪の献げ物として主に献げなければなりません。
ただし、貧しくて羊や山羊が手に入らない場合は二羽の家鳩か山鳩でもいいとされています。
この場合、一羽は贖罪の献げ物として、もう一羽は焼き尽くす献げ物として献げます。
貧しくて鳩も手が届かない場合は、小麦粉でもいいそうです。
この場合、[ai] レビ記2章 穀物の献げ物に書かれているようにオリーブ油や乳香は添えず、小麦粉のみを献げます。
賠償の献げ物(14-26節)
ここには、神様への献げ物を誤魔化して献げなかったり、人から物をだまし取ったり着服した場合の賠償の献げ物について書かれています。
献げ物を誤魔化した場合は、誤魔化した分に5分の1を上乗せした分を献げなければなりません。
人からだまし取ったり着服した時は、その全額分+5分の1をその人に返し、神様には、着服した分の相当額の無傷の雄羊を献げます。
感想・まとめ
過失の場合も故意の場合も、贖罪の献げ物の流れはほぼ変わりません。
でも、人に損失を与えるような故意の罪の場合は、「その罪を告白する」という条項が付け加えられています。
罪を告白するのって、恥ずかしいことです。出来ることなら正面から向き合いたくないし、お金や物で埋め合わせをして、それで帳消しにしてほしいと思ってしまいます。
でも、神様はそのような誤魔化しの気持ちで献げた献げ物では、お喜びになりません。
罪を認め、告白するという条項は、取り外すことは出来ないのです。
考えてもみて下さい。
自分が人から迷惑をかけられ、何かしらの損害を被った場合、その損害分のお金を保証してもらえば、それで納得出来るでしょうか?
まず何より、心から反省して謝ってもらわないことには、赦せないですよね?
その上で損害分を保証し、お詫びの気持ちも込めて多少の上乗せをする。
それで初めて、相手の謝罪の気持ちを受け入れ、赦そうと思えるのではないでしょうか?
それは神様も同じです。
いくら高価な物で埋め合わせを行っても、そこの心からの謝罪がなければ、虚しいだけです。
以上、ペパーミントあいがお届けいたしました!
次回は レビ記6章 各種の献げ物の施行細則 についてお届けいたします。
お楽しみに!