こんにちは^ ^
ペパーミントあいです。
今日はヨシュア記7章を読みました。
ヨシュア記7章
[ai] ヨシュア記6章 エリコの占領 の続きです。
本章には
- アカンの罪(1-26節)
※サブタイトルは新共同訳聖書より
について書かれていました。
以下は、受洗1年8ヶ月目のわたしが本章を読んだ感想です。
解釈には注釈、解説書、教会で得た知識等を総動員させていただいておりますが、聖書について詳しくお知りになりたい方は、お近くの教会へ行って、牧師先生に聞いてみて下さいね^ ^
アカンの罪(1-26節)
大きな要塞の町エリコを手に入れたイスラエルの民。
次はエリコの近くにあるアイという町に攻め上ります。
アイはエリコよりもずっと小さな町で、ふつうに考えたら、イスラエルが全軍勢を率いずとも勝てそうなところでした。
でも、あっさり返り討ちにされてしまいました。
この出来事に、ヨシュアも他の民たちも震撼し、心が挫けます。
ヨシュアは神様に言いました。
「わが神、主よ。なぜ私たちにヨルダン川を渡らせたのですか。アモリ人の手に渡して滅ぼすおつもりだったのですか」
……最初の斥候の時と同じ態度ですね。
でも、ふつうに考えたら勝てるような相手に負けるということは、神様に見放されたのかと思うような出来事。
それでいて、周りはカナン人やアモリ人に囲まれている状況なので、神様に見放されてしまったらひとたまりもありません。
神様に不安をぶつけるのは、人として当然の反応とも言えます。
神様はヨシュアに言いました。
「契約に背き、滅ぼし尽くしてわたしに献げるべきものをかすめ取って自分のものにしている者がいる。だからイスラエルは滅ぼし尽くされるものとなってしまった。あなたたちの間から悪を取り除かなければ、わたしはあなたたちとともにはいない」
翌朝、ヨシュアは全民を集め、犯人探しを始めます。
(犯人探しの方法は書いてありませんが、おそらく、ウリムとトンミムによって神様の声を聞く方法であったと思われます)
犯人はユダ族のアカンという男でした。
彼はエリコを占領した際、金目のお宝に目がくらみ、本当は焼き尽くして神様に献げなければならないのを、こっそり持ち帰って自分のものにしてしまっていました。
全イスラエルの民は、アカンを石打ちの刑にしました。
この時、彼の持ち物や財産も全て焼かれ、家族もろとも石打ちの刑にされたとあります。
感想
申命記24章16節には「父は子のゆえに死に定められず、子は父のゆえに死に定められない」とあるのですが、ここではアカン本人だけでなく、家族もろとも石打ちの刑にされています。
同箇所の続きには「人はそれぞれ自分の罪のゆえに死に定められる」とあるので、家族も共謀していたということでしょうか?
その辺りの事情は書いていないので分かりませんが、神様の助けが無くなったら人間はどれだけ弱いのか、思い知らされる箇所でした。
ふつうに考えたらどう見ても勝てそうな相手に、あっさり負けてしまうわけですからね。
神様に背くことの恐ろしさも覚えます。
参考文献
以下の解説書を参考にさせていただきました。
以上、ペパーミントあいがお届けいたしました!
次回は [ai] ヨシュア記8章 アイの滅亡〜エバル山での律法の朗読 についてお届けいたします。
お楽しみに!