こんにちは^ ^
ペパーミントあいです。
今日はヨシュア記11章を読みました。
ヨシュア記11章
[ai] ヨシュア記10章 五人の王の征服 の続きです。
本章には
- ハツォルと同盟国の征服(1-15節)
- 占領地(16-23節)
※サブタイトルは新共同訳聖書より
について書かれていました。
以下は、受洗1年8ヶ月目のわたしが本章を読んだ感想です。
解釈には注釈、解説書、教会で得た知識等を総動員させていただいておりますが、聖書について詳しくお知りになりたい方は、お近くの教会へ行って、牧師先生に聞いてみて下さいね^ ^
ハツォルと同盟国の征服(1-15節)
イスラエルが南パレスチナ全域を滅ぼすと、北パレスチナの中心国であるハツォルの王は、他の北パレスチナの国々の王に使者を送り、連合軍を結成。
浜辺の砂ほどの大軍を率い、イスラエルに戦いを挑んできました。
でも、神様はヨシュアに言われます。
「彼らを恐れてはならない。わたしは明日の今頃、彼らすべてをイスラエルに渡して殺させる。あなたは彼らの馬の足の筋を切り、戦車を焼き払え」
ヨシュアは全軍を率いて彼らの陣営を急襲!
見事勝利を収め、一人残らず撃ち殺します。
言われた通り、馬の足の筋を切り、戦車を焼き払いました。
これは馬と戦車を二度と戦に利用されないため、また、イスラエル人自身が、馬や戦車という戦の道具には頼らないためでした。
ヨシュアはハツォルの王を捕らえるとこれを剣で打ち殺し、ハツォルの住民も一人残らず殺し、町を火で焼きます。
その他の町々に対しては、王と住民は殺しましたが、町は焼き払わず、家畜などは分捕り品として自分たちのものにしました。
全て神様がモーセに命じた通り、忠実に行われました。
占領地(16-23節)
イスラエルはパレスチナの全域を占領。
ギブオンに住むヒビ人以外、全てのカナン人、アモリ人、ヘト人、ペリジ人、エブス人、ヒビ人を滅ぼしました。
この戦いには長い年月がかかり、そのさなか、ヨシュアは巨人のアナク人も滅ぼします。
アナク人はイスラエルの領土からは姿を消し、ガザなどにごくわずか生き残りました。
ヨシュアは手に入れた土地を、イスラエルの各部族に嗣業の土地として与えます。
感想
気になったのは、神様はヨシュアに言われたこの言葉。
「彼らを恐れてはならない。わたしは明日の今頃、彼らすべてをイスラエルに渡して殺させる。あなたは彼らの馬の足の筋を切り、戦車を焼き払え」(6節)
神様は確かにイスラエル人に戦争をさせているのですが、敵を倒したら、「馬の足を切り、戦車を焼き払え」とおっしゃってるんですよね!
軍事学のことは分かりませんが、ふつうに考えたら、敵を全員やっつけたら武器などは戦利品として頂いて、次の戦で使うようにした方がいいと思います。
でも神様は、これらを処分して、二度と戦に利用出来ないようにするよう、言われているんです。
解説書には「戦の道に戻らないため」とありました。
やはり神様は、戦争というものを望んではおられないように思えました。
戦車や軍馬は、この世的な生き方も象徴として描かれているように思えます。
参考文献
以下の解説書を参考にさせていただきました。
以上、ペパーミントあいがお届けいたしました!
次回は [ai] ヨシュア記12章 ヨルダン川の東側で征服された王たち〜ヨルダン川の西側で征服された王たち についてお届けいたします。
お楽しみに!